東京V・綱島悠斗 クラブ通算800ゴールのアシスト含む攻守で勝利貢献 約1か月ぶり先発も「自信があった」

 鹿島に勝利し、喜ぶ千田(右から3人目)ら東京Vイレブン
 前半、競り合う鹿島・鈴木(左)と東京V・綱島
 後半、先制ゴールを決め、大喜びの東京V・山見(手前左)
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 「明治安田J1、東京V2-1鹿島」(25日、味の素スタジアム)

 東京Vがホームで鹿島に勝利。約1カ月ぶりの先発で攻守にわたる活躍を見せたDF綱島悠斗(24)は「長い時間プレーさせていただいたら、自分はできる自信があった」と話した。

 鹿島から期限付き移籍のDF林ら3選手が出場不可で、チャンスが回ってきた綱島。3バックの右で先発した。前半から相手エースのFW鈴木優磨とマッチアップ。臆せずに強度高く対応した。倒れた鈴木に握手を求めて拒否されるも、笑顔で無理やり握手し直す場面も。試合後、綱島はこう言葉を口にした。

「あそこが相手のキーっていうのはスカウティングで入っていた。あそこで自由にやらせてたら全く違うものになっていたと思う。相手に自由にやらせない。それはプレーもですし、なんだろうな。ずる賢くプレーしたちもりです」

 チーム4試合ぶり、そしてクラブのJ1通算800得点となる先制点も演出した。後半18分、最終ラインでボールを受け取った綱島は中央へドリブル。そのまま前線へ運び、山見にラストパスを送った。綱島はそのままフリーでゴール前に抜け出していただけに「欲を言えば自分がフィニッシュしたかった」と本音をのぞかせたが「キャリーするところは自分の武器の1つでもあるので、そこはもっと出していけたら」と力を込めた。

 後半終了間際には無人となったゴールにシュート打たれ、身を呈して防ぎにいったが右肩に当たり、VARの結果ハンドの判定でPKを献上した。「ハンドにならないように肩でいったつもりですけど、見え方によってはハンドになってしまったので、そこはその前のシーンを振り返って、自分が改善できるところがあると思います」と語った。

 それでも終盤の鹿島の猛攻を、最後まで体を張って防いだ。「誰が出てもあそこで体を張れるのはやっぱりこのチームの強みだと思う。そこはチームの役割を果たせた」と胸を張った。

 城福監督は綱島について「冷静な中でも激しい守備で試合に入ってくれた。先制点の持ち上がりは、われわれも彼ならできると思っていましたし、彼らしいフィードがあったしミドルもあった。冷静な意思を続けながら彼の良さを出してくれれば、もっと良いパフォーマンスをだせる」と評価した。

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