サッカー 技術委員会でパリ五輪総括 OA使えず一部海外組も招集できず 影山委員長「今までの大会と違って難しさもあったが、現時点での最善」

 日本サッカー協会(JFA)は28日、都内で技術委員会を開催。パリ五輪に出場してベスト8となったU-23日本代表の戦いについての総括も行われた。

 パリ五輪は国際サッカー連盟(FIFA)が定める国際Aマッチ期間(IW)外となったため、海外組の選手の招集における交渉が難航。そのため24歳以上の選手を3人まで選出できるオーバーエージ(OA)枠を活用せず、五輪世代の中でもMF久保建英(Rソシエダード)の招集を見送った経緯がある。

 その中で今大会の戦いぶりを、影山技術委員長は「今までの大会と違って難しさもあったが、現時点での最善を尽くした」と大岩ジャパンに一定の評価をした。その上で、28年のロス五輪へ向けてOA枠の扱いをどうしていくかなどの議論を行ったという。

 影山委員長は「そこに関してはいろいろと意見が出た。初めて突っ込んだ議論はした」と説明。U-23日本代表をA代表へ向けての育成期間とした割り切るか、五輪という大会でのタイトルを狙っていくかなど、さまざまな意見が出された。

 ロス五輪を率いる監督を始めとするスタッフ選定に関しても、ロス世代が目指す来年のU-20W杯への動向なども踏まえ「最適だと思われるタイミングを今も話し合っている」と話した。

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