神戸・井手口 福岡戦へ「難しい相手」初瀬「相手の思い描いたところをやらせない」古巣と対戦へ気合

 練習する神戸・井手口(中央)、トゥーレル(左)ら
 練習する神戸・前川(右)、井手口
 練習する神戸・初瀬(左)
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 J1神戸が28日、神戸市内で公開練習を行った。取材に応じたMF井手口陽介は、次節の福岡戦(9月1日・ベススタ)について「(前半戦から)メンバーが変わっても、みんながやることを意思統一している印象。すごく難しい相手だと思う」と警戒した。昨年所属した古巣との対戦に「決定的なアシストやゴールを決めたい。今までの自分にはまだ物足りない」と力を込めた。

 DF初瀬亮も、19年に期限付き移籍で在籍した福岡について「守備の堅いチーム。どう崩すか、チームとして作戦を練っていかないといけない」と分析。「守って守って、カウンターを狙ってると思う。そういう相手の思い描いたところをやらせないこと」と話した。

 吉田孝行監督も「守備から入るチームだと思うので、そういうカウンターやロングボールからセカンドボールを拾ってという展開が多い。嫌なチームではある」とした。リーグ戦も残り10試合と終盤に入り、ケガを抱えながらの選手も多い。この日はMF山口蛍が練習に参加できず、同監督は「詳しく聞いてないが、古傷というか元々持っているところだと思う」と説明した。

 現在、首位・町田に勝ち点5差で3位。相手に研究されて苦戦する試合もあるが「去年優勝したということもあって、相当うちに対して気持ちを入れてくる。それに勝ってこそ頂点も見えてくると思うし、そこに負けているようでは頂点になれない。相手が気持ちを入れてくるならなおさらやりがいもある」と気合を入れ直した。

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