Ｗ杯アジア最終予選に臨む日本代表に、今夏のパリ五輪に出場したＵ－２３日本代表からＦＷ細谷真大とＤＦ高井幸大が選出された。高井はＡ代表初選出。また、現在Ｊ１首位を走る町田から、大卒新人のＤＦ望月ヘンリー海輝（ひろき）もサプライズでの代表初選出となった。

　１９歳のＣＢの高井は昨年のＵ－２０Ｗ杯に出場後、Ｕ－２３日本代表に飛び級で選出されてＵ２３アジア杯優勝に貢献。パリ五輪でも３試合に出場した。高井はクラブ広報を通じて「選出されたことにはびっくりした」としながら、「自分の全力を出すだけ」とコメントした。

　身長１９２センチという大型ＳＢの望月は、今季途中からスタメンに定着して町田の首位快走に貢献。「感謝の気持ちを忘れず、ＦＣ町田ゼルビアの代表として全力でプレーしてきます」と話した。

　森保監督は「所属クラブでやってきた経験に自身を持って、思い切りチャレンジしてほしい」と今後の成長にも期待。すでにＡ代表の経験を持つ細谷には、「期待するのは得点を決めるプレー。得点に至るポストプレーも力強く、前線で起点となってチームに貢献してほしい」と話していた。