三菱重工浦和、WEリーグ3連覇&4冠へ意気込み 柴田主将「レッズの名前を世界に広めていきたい」

 WEリーグ開幕前会見に臨んだ(左から)楠瀬直木監督、MF柴田華絵主将、FW島田芽依
 WEリーグ開幕前会見に臨んだ(左から)楠瀬直木監督、MF柴田華絵主将、FW島田芽依
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 サッカー女子・WEリーグの三菱重工浦和レッズレディースが30日、さいたま市内で2024-25シーズン開幕前記者会見を開き、楠瀬直木監督(60)、主将のMF柴田華絵(32)、FW島田芽依(22)が意気込みを語った。

 昨季はWEリーグ連覇に加えて、女子アジア・クラブ選手権でも優勝し2冠を達成。今季は3連覇に加えて、カップ戦、皇后杯と合わせた4冠を目指す。「自他共に3冠、4冠を臨んでいますけど、まずスタートの1試合目にしっかりと良いサッカーをして結果を出すことに集中したい」と楠瀬監督。主将の柴田は「3冠、4冠を期待していただいていますが、本当に目の前の試合を戦うこと、足元をしっかり見て戦うことから今シーズンもやっていきたい。そこで積み上げた結果、優勝につながっていければ。ACLもありますので、浦和レッズレディースとしてチームの強さや特徴を出して、レッズっていう名前を世界に広めていきたい」と話した。

 昨季得点王と最優秀選手に輝き、優勝の原動力だったFW清家貴子がブライトン(イングランド)に移籍。点取り屋として期待が高まる島田は「昨シーズン貴子さん(清家)の得点力はチームとしてすごい大きかった。その中で(島田は)昨季は9得点だったんですけど、全然満足しなかった。試合の中でもっと取れる場面があったので、そこを一つ一つ決めきって、貴子さんと違った自分らしさを出して、できることを最大限やってチームの勝利、優勝に貢献できるように頑張りたい」と活躍を誓った。

 WEリーグは9月14日に4季目のリーグが開幕。三菱重工浦和は15日に、味の素フィールド西が丘で日テレベレーザと開幕戦を戦う。

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