WEリーグ・クラシエカップ決勝で女子リーグ初の国立開催決定 準決勝は長崎に新設のスタジアム

 クラシエカップの開幕前会見に出席した(左から)浦和・安藤、クラシエ・岩倉社長、WEリーグ・高田チェア、浦和・高橋
 WEリーグ開幕前会見に臨んだ(左から)楠瀬直木監督、MF柴田華絵主将、FW島田芽依
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 女子サッカーのWEリーグは30日、都内で31日から始まる「2024-25 WEリーグ クラシエカップ」の開幕前会見を開き、今年の準決勝2試合を12月8日に長崎市に新設されたピーススタジアムby SoftBankで、決勝を国立競技場で開催すると発表した。

 昨年の同大会決勝も国立開催を予定していたが、日程変更によって等々力競技場での開催となっていた。WEリーグの試合では初の国立開催に、WEリーグ・高田春奈チェアは「やはりサッカーで一番輝ける場所。女子プロリーグの最高峰の試合をたくさんの方にも見ていただきたい」と話した。

 また、現状で九州にWEリーグのクラブがない中での長崎での準決勝開催については「九州は比較的、女子サッカーが盛んなエリア。九州の女の子にトップレベルのサッカーを見てもらって、夢を思い描いてもらえたら」と思いを語った。

 会見には浦和レディースのFW安藤梢とDF高橋はなも出席。AWCLに出場する浦和はシードで準決勝からの登場となるが、新スタジアムでの試合に安藤は「そこでゴールを決めたい」と記憶に残る得点を誓った。

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