サッカー日本代表は３日、さいたま市内で２６年北中米Ｗ杯アジア最終予選の中国戦（５日・埼スタ）、バーレーン戦（１０日・リファー）へ向けた練習を一部公開。ＤＦ菅原由勢（２４＝サウサンプトン）は右サイドでコンビを組むＭＦ伊東純也（３１＝スタッド・ランス）の約７カ月ぶりとなる代表復帰を喜んだ。

　伊東の復帰について問われた菅原は「それはもうこれっすよ（抱きつくしぐさ）。ハグしてね、本当に帰ってきた！って感じっすよね」と喜びを表していた。

　その上で「日本代表にとって一つの戦術と言っていいほど大きな部分を担ってくれていた選手。攻撃に目を取られがちだが、彼のチームへの献身性、チームのためにっていうところもやっていて感じるものがたくさんある。そういう選手が戻ってきてくれてすごいうれしい」と代表における存在の大きさを語った。

　Ｗ杯へ向けたアジア最終予選の初戦に向けては「２大会連続初戦で難しい戦いをしているのも長谷部コーチや長友さんからも言われている。一つ一つの試合で勝負にこだわるところはもちろん、自分たちのやりたいサッカーをしっかり体現して、それをしっかりＷ杯優勝につなげられるように、１試合１試合こなしていきたい」と話した。