久保建英 とどめ弾に「掲示板に俺の名前ないなと思って」締めくくりの7点目を決める

 後半、ゴールを決め伊東純也と抱き合う久保建英(撮影・金田祐二)
 後半、ゴールを決めて守田(右)から祝福される日本代表・久保(撮影・堀内翔)
 後半、ゴールを決める久保建英(撮影・金田祐二)
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 「W杯アジア最終予選、日本代表7-0中国代表」(5日、埼玉スタジアム)

 日本は中国を7-0で下した。W杯アジア最終予選の初戦は、過去2大会連続で黒星を喫していた苦手な試合。“鬼門”を突破し、8大会連続の本戦出場へ好スタートを切った。

 MF遠藤航、MF三笘薫、MF南野拓実、MF伊東純也、MF前田大然が続々と点を重ねる中、MF久保建英がとどめの7点目を決めた。大声でさけんで伊東からのパスを呼ぶと、ワンタッチで相手守備を1人かわし、エリア左からシュートを決めた。

 前日の公式練習後には代表復帰した伊東、三笘のサポートに徹する“黒子”の役割を担うことを明言していたが、大量得点の中でゴールを狙う意欲が試合中に沸き上がってきたという。後半アディショナルタイムに試合を締めくくる形で得点し、「途中から得点掲示板に俺の名前ないなと思って。最後(点が取れて)よかった」と笑顔を見せた。

 18歳でA代表デビューを果たしてから5年が経過し、今では23歳。ゴールを狙う積極的な姿勢の中に、気持ちをコントロールし、アシストに徹することができるようになったという。その理由を「大人になったのが一つあるし、余裕もある。(いい意味で)代表に慣れてきた」と分析し、「あくまでもチームスポーツ。僕が!僕が!が全てじゃない。今日の試合に限っては、いろんな選手の良さを出そうと意識した」と振り返った。

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