韓国サポーター大荒れ 格下相手のスコアレスドローにSNS「戦術がなく個人技頼み。クリアするだけ」「虚しい」 協会、会長、監督批判も
「W杯アジア最終予選、韓国代表0-0パレスチナ代表」(5日、ソウル)
世界ランキング23位の韓国が、同96位で格下のパレスチナにホームでまさかのスコアレスドローに終わった。韓国サッカー協会の公式X(旧ツイッター)ではフォロワーやサポーターから「戦術がなく個人技頼み。クリアするだけで他に何もない」「観戦した人に金を返す必要がある」「虚しい。笑うしかない」「きょうのような試合しかできず、次のオマーンにどう勝つの?」などと批判の声が相次いだ。
韓国は今年のアジア杯でベスト4に終わり、2月にユルゲン・クリンスマン監督を解任。後任選びは難航し、複数の外国人監督候補がいながらも最終的に、現役時代に韓国代表やJリーグの柏などで活躍した洪明甫氏が2014年W杯以来の監督に復帰した。
朝鮮日報電子版は6日、SNSが荒れる様子について「協会の公式インスタグラムのコメントが、試合後わずか20分で3000件以上も寄せられた」などと報道。監督選任過程の混乱もあり、同電子版は「韓国代表応援団がスタジアムで『大韓サッカー協会のやつらは大嫌い』『選手は一流、監督は?』など、洪明甫監督、韓国サッカー協会、そして鄭夢奎会長を非難する横断幕を掲げた」と報じた。