神戸・大迫「キャプテンの分も結果を出す」離脱のMF山口蛍のためにも逆転Vへ地固め誓う
J1神戸のFW大迫勇也(34)が6日、神戸市立水木小学校を訪問し、サッカーボールとメッセージボードを贈呈。体育館で6年生2クラス44人を前に「このサッカーボールで、みんなで楽しくサッカーをしてください」とあいさつした。
今季リーグ戦も残り9試合となり、現在3位からの逆転連覇を狙う。「ここまで積み上げてきたものを積み上げていければ。キャプテン(MF山口蛍)がけがしたので、キャプテンの分まで僕らが結果を出して、最終節に多分戻ってこられると思うので、いい状態で待っていたい」と、左膝外側半月板損傷、左大腿(だいたい)骨外顆軟骨損傷で離脱した山口のためにも勝利への思いを強くした。終盤で大黒柱を欠く状況に「かなり痛い。ただ、けがしてしまったことは仕方ないし、蛍も前を向いて歩いていると思う。僕らもいい状態で戻ってきてくれることを願いつつ、チーム状況もいい状態にしておくことが1番」と話した。
児童たちとの触れ合いでは「サッカーの好きなところは?」と質問され「ゴールを取るのは好きだし、そのために毎日練習している」と回答。「厳しい練習を続けられる理由」についても聞かれ「サッカーが好きなので、そのためならキツい練習も続けられる。みんなも好きなことを探してチャレンジして」と呼びかけていた。