川崎が終了間際の劇的ゴールで連敗2でストップ 決勝弾の山田「勝てて良かった」

 後半、チーム2点目のゴールを決め、喜ぶ川崎・家長(左から2人目)
 後半、チーム2点目のゴールを決め、駆け出す川崎・家長
 前半、先制ゴールを決め、祝福される川崎・橘田(左)
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 「明治安田J1、川崎3-2鳥栖」(13日、Uvanceとどろきスタジアム)

 川崎が終了間際の劇的な勝ち越しゴールでリーグ戦の連敗を2でストップした。

 前半11分に、エリア前左からMF橘田が右足を振り抜いたミドルシュートをゴール右に突き刺して先制。後半開始直後に同点とされるが、後半17分にMF脇坂の左からの折り返しにMF家長が左足でゴール右へ流し込み勝ち越しに成功した。

 後半24分からは日本代表のW杯アジア最終予選からチームに再合流したDF高井が途中出場で守りを固めた。だが、後半46分にPKを決められ、土壇場で再び同点に。それでも同55分にFWマルシーニョの左からのパスにFW山田が空振り。だが、相手守備陣に当たって再び自身の前にこぼれたボールを最後は頭で押し込み、リーグ戦3試合ぶりの勝利を手にした。

 山田は「ホントに勝たないといけないゲームだった。勝てて良かった」と安堵(あんど)の笑顔。一度は決め損なったが「一発で決めたかったが、持ってるなと思います」と振り返った。

 自身3試合ぶりとなる今季12ゴール目に「まだまだチームの立ち位置としても満足できるものでは無い。これからもっともっと取っていければ」と山田。中3日でACL初戦の蔚山戦を迎えるが「前回大会は悔しい思いをした。良い形で入れるし、国外のチームと戦えて自分が成長できる舞台。勝ちながら成長したい」と意気込んだ。

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