広島が首位陥落 リードを守れずリーグ戦連勝が7でストップ 中2日の試合が続き「うまく日程を組んでもらえなかった部分もあったが」とスキッベ監督

 鹿島と引き分けた広島イレブン
 前半、チーム2点目のゴールを決める広島・松本泰(手前左)
 鹿島と引き分け、円陣を組む広島・スキッベ監督(中央)ら
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 「明治安田J1、鹿島2-2広島」(14日、カシマスタジアム)

 広島がリードを守り切れず引き分け。リーグ戦の連勝は7でストップして首位陥落となった。

 前半は17分にCKから鹿島DF知念のヘッドで先制点を献上したが、2日に加入した元ポルトガル代表FWパシエンシアが来日初スタメンで出場し、1点を奪われた直後の前半19分に右CKからのクロスボールを頭で合わせ、来日初得点ですぐさま同点に追いつく。

 これで流れを呼び込むと、前半36分には左サイドの深い位置でパスを受けたMF川辺がエリア内へ進入して中央へパス。これをMF松本が右足でゴールへ流し込み、勝ち越しに成功した。

 だが、後半37分に17歳の鹿島FW徳田に同点ゴールを奪われて勝ち点1。町田が勝ったことで首位を明け渡した。

 連戦が続く広島は、特に8日のルヴァン杯準々決勝・名古屋戦、11日の天皇杯・G大阪戦、この日の鹿島戦と中2日の試合が続いた。スキッベ監督は「協会やJリーグにうまく日程を組んでもらえなかった部分もあったが、その中でウチのチームは素晴らしいパフォーマンスをすべての試合で見せ続けた」と選手たちをたたえていた。

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