サッカー日本代表・森保監督、10月の最終予選も“成長期待枠”検討へ「できる限り招集、経験の場を持ってもらえるように」
サッカー日本代表の森保一監督(56)が14日、10月のW杯アジア最終予選メンバー選考について、「経験が浅いけど将来の期待を持てる選手に関しては、できる限り招集または経験の場を持ってもらえるようにしたい」と“成長期待枠”の検討を明言した。
9月の同予選・中国戦、バーレーン戦のメンバーには初招集でDF高井幸大(川崎)、DF望月ヘンリー海輝(町田)を選出。特に192センチの大型サイドバックの望月に関しては「まだ完成されていない選手」と表現しつつ、さらなる成長を期待した“サプライズ選出”だった。
この日、J1の柏-磐田(三協フロンテア柏スタジアム)を視察に訪れた森保監督は、厳しい戦いが続くW杯アジア最終予選の選考について「常に活動の時はベストな布陣」と前置きしつつ、「その時々の勝利のためにと、日本サッカー発展両方を考えながらチーム編成をしていきたい」と話した。
また、代表で出場がなかったDF望月については「試合出場の機会を与えることはできなかったですけど、その場に入ってきてもやれることをJリーグ通してパフォーマンスを示してくれているので招集させてもらった」と言及。続けて「Jリーグ、ヨーロッパはもちろんですけどクラブでいいパフォーマンスをする、かつ経験が浅いけど将来の期待を持てる選手に関しては、できる限り招集または経験の場を持ってもらえるようにしたい」と語った。