7戦ぶり勝利の浦和 10年ぶり復帰の原口元気も出場「やっと帰ってきた」 スコルジャ新監督初戦飾る
「明治安田J1、G大阪0-1浦和」(14日、パナソニックスタジアム吹田)
スコルジャ監督が復帰した浦和が7試合ぶり勝利を挙げた。先制点は後半4分、MF渡辺のクロスにMF関根がヘディング。前節・町田戦に続く2試合連続得点を挙げた。同監督は「苦しむ時間帯もたくさんあった。でも守備の組織とチームスピリットが高い部分で出た。得点もいいプレーから生まれた」と選手をたたえた。
6月30日・磐田戦以来リーグ戦6試合で白星から遠ざかったチーム。13位と低迷していた8月27日には今季就任したヘグモ監督が解任され、この試合からスコルジャ監督が率いることになった。
後半途中からは、シュツットガルトから10年ぶり復帰の元日本代表MF原口がボランチで出場。「やっと帰ってきたなという感じ」と振り返り「最後まで0点で粘り切るというのは自信になるし、勝ち点3以上の価値がある。今後こういう試合のしめ方をできれば勝ち点を重ねていける」と手応えを感じていた。
G大阪のFW宇佐美とはドイツ・デュッセルドルフ時代にともにプレーした間柄。「うれしかったし、貴史がガンバを背負っていいプレーをしていると知っていたので、今日プレーできて刺激になったし、僕も早くそういう状態に持って行きたい」と感慨に浸った。