MF佐野海舟の代表復帰は?不同意性交で逮捕→不起訴「環境がどうなのかをしっかり考慮した上で」JFA専務理事が言及

 日本サッカー協会(JFA)の湯川和之専務理事は19日、都内の理事会後に報道陣へ対応し、9月のW杯アジア最終予選でのMF伊東純也(スタッド・ランス)の日本代表復帰に、改めて「伊東選手が落ち着いてサッカーができる環境かどうかというところで判断した」と説明した。

 伊東は今年1月のアジア杯期間中に性加害疑惑の影響でチームを離脱。準強制性交致傷などの疑いで刑事告訴され、書類送検されていたが、8月に大阪地検が不起訴処分としていた。

 その後の代表メンバー発表会見では、伊東の代表復帰について山本昌邦ナショナルダイレクターは「起訴、不起訴ということが理由ではない」とし、森保監督は「落ちついて彼もチームとしても活動できると判断した」と理由を明かしていた。

 一方で、7月に不同意性交の容疑で逮捕され、8月に知人男性2人とともに不起訴となった元日本代表MF佐野海舟(マインツ)の招集の可能性には「呼ぶ、呼ばないというところの環境がどうなのか、しっかり考慮した上で判断していく」との見解を示した。

 今後への取り組みには「コンプライアンスを若年層から教育していかなければならない。JFAだけじゃなく、Jリーグのクラブや都道府県サッカー協会を含め啓発活動をやっていく。まず、そこが最初」と話した。

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