東京V J1で21年ぶりの4連勝 山田楓喜の今季3本目となる直接FK弾が炸裂 鳥栖に2-0

 前半、先制FKを決める東京V・山田楓(左)
 前半、先制FKを決め、笑顔を見せる東京V・山田楓
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 「明治安田J1、東京V2-0鳥栖」(22日、味の素スタジアム)

 東京Vはホームで鳥栖に勝利し、J1で2003年以来、21年ぶりとなる4連勝を飾った。勝ち点を47に積み上げ6位に浮上した。

 試合開始から両チームシュートを打てない展開の中、均衡を破ったのは背番号18の左足だった。FW木村が倒され、ペナルティーエリア前中央の絶好の位置でFKを獲得すると前半19分、山田の狙い澄ました一撃が壁を越えてゴール右上に吸い込まれた。山田は開幕戦の横浜M戦、3月の新潟戦に続いて今季3本目の直接FK弾となった。

 その後は、J1残留に向けて負けられない鳥栖に攻め込まれ、何度かピンチを迎える。それでも守護神のGKマテウスのビッグセーブもあり、無失点でしのぐ。すると後半36分、途中出場のMF見木の左CKから、最後はMF翁長が頭で合わせて追加点を挙げ、勝利を引き寄せた。

 鳥栖はチャンスを生かし切れずリーグ戦5連敗。J1残留が遠のく1敗となった。

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