J1川崎・鬼木監督、退団決定の元フランス代表FWゴミスへ「残してくれたものは大きい」

 J1川崎の鬼木達監督(50)が25日、オンラインで取材に応じ、前日にシーズン途中での退団が発表された元フランス代表FWバフェティンビ・ゴミス(39)へ、感謝の言葉を残した。

 昨年8月に加入したゴミスは、昨季はリーグ戦8試合出場で無得点。今季もケガなどの影響もあるリーグ戦9試合出場で3得点にとどまり、6月16日の神戸戦以降は公式戦出場は無かった。

 鬼木監督は「川崎フロンターレというチームを選んでくれたことは感謝している。日本人や日本の環境へのリスペクトを非常に持ってくれていた。そういう姿勢がみんなが彼をリスペクトするところにつながった」と、ゴミスの人柄について語った。

 成績面では思うような数字は残せなかったものの「チームにクオリティーの重要性を残してくれた。試合のところでのパフォーマンスをもっと…というところは本人もあったかもしれないが、パッションやリスペクトのところは出してくれた」と、若手FWの手本ともなったベテランの存在感をあらためて語った。

 これまでもゴミスとのコミュニケーションを多く取っていた鬼木監督。「このタイミングというのは少し残念だが、残してくれたものは大きいのかなと思う」と、あらためて感謝の気持ちを表していた。

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