J1川崎が今季最多5得点の猛攻で快勝 鬼木監督「非常に大きな勝利」

 後半、指示を出す川崎・鬼木監督(中央)
 後半、チーム5点目のゴールを決め、祝福される川崎・山田(左から2人目)
 後半、チーム4点目のゴールを決め、エリソンと抱き合い喜ぶ川崎・山田(20)
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 「明治安田J1、川崎5-1新潟」(27日、Uvanceとどろきスタジアム)

 川崎が今季最多の5得点を挙げる猛攻で勝利を収めた。

 新潟に対してFW山田とFWエリソンを2トップに置く4-4-2のシステムで臨み、前半14分にFWマルシーニョがエリア内で倒されて得たPKをFWエリソンが決めて先制。前半18分は主将のMF脇坂が右足で決めて2点目を奪った。

 後半に入ると、完全に川崎ペースとなる。後半18分にエリソンが豪快に左足を振り抜くシュートを突き刺し、この日2点目のゴール。さらに、その2分後にはエリソンのパスを受けた山田が4点目を奪った。

 後半28分にも、セットプレーからゴール前へのこぼれ球を山田が頭で押し込み、新潟にとどめを刺す5点目。ここまで好機をつくりながらも決定力不足が課題となっていた川崎が、久々に自慢の攻撃力を見せつけた形となった。

 試合前の段階では降格圏18位・磐田まで勝ち点5差だった川崎。雨中の難しい一戦に勝利し、鬼木監督は「入りから非常にエネルギーがあったし、ゴールへの意欲もあった。我慢強く戦う部分とアグレッシブな部分と、選手が上手に考えながらやってくれた。非常に大きな勝利だと思う」と選手をたたえた。

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