神戸 今季最長5連勝で2位浮上 首位・広島をピタリ追走 武藤チームトップ11得点

 浦和に勝利し、ガッツポーズの神戸・武藤(共同)
 前半、先制ゴールを決め喜ぶ神戸・武藤(右から2人目)=共同
 前半、先制ゴールを決める神戸・武藤(右)=共同
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 「明治安田J1、神戸1-0浦和」(28日、ノエビアスタジアム神戸)

 連覇を目指す神戸が、今季のターニングポイントとなる一戦を3試合ぶりの完封勝利でものにし、リーグ戦今季最長の5連勝とした。

 前半16分、DF初瀬のCKに武藤がヘディング。ゴール右上に決めて先制点を奪った。22日・新潟戦に続き2試合連発、チームトップの今季11得点で試合の主導権を握った。同32分には、VARで相手のハンドが認められPKを獲得。しかしFW宮代が外し、追加点はお預けとなった。

 同時間帯に行われた首位攻防戦の広島-町田は広島が勝利し、追う立場の神戸も負けられない試合。浦和もシュツットガルトから今夏加入した元日本代表MF原口が復帰後初先発と、打倒・神戸への闘志を形にしてきた。

 神戸も好調を維持。9月に入ってアジア・チャンピオンズ・リーグ・エリート(ACLE)も加わり過密日程の中、25日の天皇杯準々決勝では11人を入れ替えるターンオーバーを試み鹿島に勝利した。吉田監督は「チーム全員がいい状況だし、誰が出ても『やってやる』という気持ちがある。普段リーグ戦に出ている選手もうかうかしていられない」と、シーズン終盤に来てチーム全体の底上げに手応えを感じていた。

 町田が敗れたため、神戸が2位に浮上。首位・広島と勝ち点1差とピタリ追走する。

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