Ｊ１Ｃ大阪の小菊昭雄監督が１日、Ｇ大阪との大阪ダービー（２日・ヨドコウ桜スタジアム）に向けたオンライン取材に応じた。

　５月にアウェーで対戦した時は０－１で敗れており「負けた時の景色は生涯忘れられないほど悔しかった。明日はリベンジするしかない」と力を込めた。相手の特徴について「安定して守備を収めているのは意識が高いから。クオリティーの高い選手がハードワークする素晴らしいチーム」と分析し「私たちも隙を見せない。ここ２試合は原点に戻って守備を安定させ、球際で負けていない。そのベースを持ちながらいかに相手のベースを崩せるか。明日は勝ち点３を目指す」と話した。

　９月半ばに右膝のケガから復帰したＭＦ喜田陽も「ダービーを前に戻って来られたのは大きい。自分にとって大事な試合になる」と活躍を誓った。今季はケガからのスタートで、半年はリハビリに費やした。それでも「いろんな角度からサッカーを見ることができた。自分のことも違う角度で見られて、貴重な経験ができた。あとは試合のピッチで出せれば」と挫折をプラスに生かしていく。