川崎が光州に敗れる 前半にPKで失点 後半は猛攻もゴール奪えず「決めるところで決めないと難しくなる」と鬼木監督
「ACLE・1次リーグ、川崎0-1光州」(1日、Uvanceとどろきスタジアム)
川崎が後半に猛攻を見せるも、1点が奪えずに敗戦。ACLE1次リーグで連勝とはならなかった。
開始直後からミスからボールを失うなどで光州(韓国)に主導権を握られると、前半21分にエリア内のファウルで与えたPKを決められ先制を許す展開となった。
後半は攻勢に転じ、後半11分には相手のバックパスが短くなったところをFW小林が奪って左足シュートでゴールネットを揺らしたが、ここはその前のMF橘田のプレーがファウルの判定となりノーゴールに。
さらに、途中出場のFWの山田、エリソン、マルシーニョがたびたび好機を演出。後半32分にはエリソンが橘田のクロスに頭で合わせるなどゴールに迫るが決められず。後半47分にはMF山本の浮き球のパスを受けたマルシーニョがGKと1対1になるも、シュートはGKにブロックされるなど1点が遠かった。
小林は「本当に前半がすべてというか、もったいなかった。取ったボールをすぐに失ってしまったり…」とし、一度はゴールネット揺らした場面も「ファウルだったので仕方ないかなというか。ゴールを決めてリズムを作りたかったが、悔しい」と視線を落とした。
鬼木監督は「攻撃の部分で前半はかなりロストが多かった。後半も含めて決めるところで決めないとなかなか難しくなるのかなと。自分も含めて反省が多い」と振り返り、今後も連戦が続く中で「総力戦で戦うことと、勝ちきるためには際のところ。簡単に失点をしないとか、取れるタイミングでしっかり取らないといけない」と話した。