横浜Mが意地の勝利 蔚山に4-0で破り今大会初勝利

 前半、チーム2点目のゴールを決め、喜ぶ西村。左は祝福するアンデルソンロペス
 前半、チーム2点目のゴールを決め、祝福される西村(右端)
 後半、チーム3点目のゴールを決め、西村とタッチを交わすアンデルソンロペス(左端)
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 「ACLE・1次リーグ、横浜M4-0蔚山」(2日、日産スタジアム)

 初戦に喫した屈辱の大敗を糧に、横浜Mが意地の勝利を挙げた。

 前半4分にはFWエウベルがエリア内左から中央へ折り返し、MF渡辺皓が左足で冷静に流し込んで先制に成功。同44分にはFWヤンマテウスの右からのパスにMF西村が合わせて追加点を挙げた。

 後半38分にはFWアンデルソンロペスが自ら持ち込んでの左足のミドルシュートを突き刺し、後半追加タイムにも途中出場のMF水沼の得点でダメ押し。前回大会の準決勝で熱戦を繰り広げた強敵の蔚山(韓国)を破っての今大会初勝利となった。

 横浜MはACLE初戦となった17日のアウェー・光州(韓国)戦では3-7と、まさかの7失点を喫する大敗。リーグ戦を含めて公式戦最近5試合で19失点をする中、8試合ぶりの無失点試合となった。

 アンデルソンロペスは「本当にこの勝利は必要だった。また立ち上がるところを、サポーターに見せるべきだったので、しっかりとホームで勝てて良かった」と、この1勝の意味を語った。

 守備の修正をポイントに挙げていたハッチンソン監督も「選手が最高の結果を見せてくれた。ゼロで抑えたところも、4点を取ったところもよかった。今大会初勝利なので、これを続けていきたい」と話していた。

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