日本サッカー協会（ＪＦＡ）は３日、千葉市内で会見を開き、２６年の北中米Ｗ杯アジア最終予選のサウジアラビア代表（１１日・ジッダ）とオーストラリア代表（１５日・埼玉スタジアム）の２試合に臨む日本代表メンバー２７人を発表した。

　今季広島からイングランド２部ブラックバーンへ移籍したＦＷ大橋祐紀が初選出。代表戦初出場を目指すＤＦ望月ヘンリー海輝（町田）も選出されたほか、今夏のパリ五輪でＵ－２３日本代表の主将を務めた藤田譲瑠チマ（シントトロイデン）が復帰した。

　会見した森保一監督は「アジアの中でも強豪２チームとの対戦が控えている中で、最終予選はいいスタートを切れたが、まだ何もつかみ取れていないし、過去の勝利はこれからの勝利を約束してくれるものでもない。一戦一戦勝利を目指してチーム一丸となって向かっていく」などと話した。

　メンバーは以下の通り。

▽ＧＫ谷晃生（町田）、大迫敬介（広島）、鈴木彩艶（パルマ）

▽ＤＦ長友佑都（ＦＣ東京）、谷口彰悟（シントトロイデン）、板倉滉（ボルシア）、町田浩樹（サンジロワーズ）、瀬古歩夢（グラスホッパー）、菅原由勢（サウサンプトン）、望月ヘンリー海輝（町田）、高井幸大（川崎）

▽ＦＷ／ＭＦ遠藤航（リバプール）、伊東純也（スタッド・ランス）、南野拓実（モナコ）、守田英正（スポルティング）、大橋祐紀（ブラックバー）、鎌田大地（クリスタルパレス）、三笘薫（ブライトン）、小川航基（ＮＥＣナイメヘン）、前田大然（セルティック）、旗手怜央（セルティック）、堂安律（フライブルク）、上田綺世（フェイエノールト）、田中碧（リーズ）、川村拓夢（広島）、中村敬斗（スタッド・ランス）、久保建英（レアル・ソシエダード）、藤田譲瑠チマ（シントトロイデン）