神戸・吉田監督 京都戦へ「一度原点に戻って謙虚にやりたい」 勝てば同一シーズンでクラブ新6連勝
J1神戸の吉田孝行監督が5日、京都戦(6日・サンガスタジアムby KYOCERA)に向けたトレーニング後にオンライン取材に応じ、「京都はアグレッシブで縦に速いチーム。自分たちがもう一度原点に戻って謙虚にやらないといけない」と引き締めた。
ここまで公式戦11試合無敗、リーグ戦はクラブ記録に並ぶ5連勝中。好調の要因について「ケガ人が戻り、選手層が厚くなってチーム内競争が高まり、出た選手も結果を出さなければ違う選手に替わっていく。全体で危機感を持ってできている。試合だけでなく日々の練習から一生懸命やっている結果」と選手をたたえた。
2日のアジア・チャンピオンズリーグ・エリート(ACLE)山東(中国)戦で左膝のケガから1カ月ぶりに復帰したFWパトリッキは「チームが大事な時期で、この時期に戻れるということで、いつでもチームに貢献できる」と話した。
山東戦では試合終了間際に相手選手に倒され、審判の判定を前に相手選手が激高し、両チームが入り乱れる小競り合いに発展。「アスリートなので相手を危険な目に遭わせてはいけないことを忘れてはいけない。先日は残念ながら巻き込まれたが運良くけがもない。相手を危険な目に遭わせないことをに忘れず戦いたい」とスポーツマンシップを誓った。