広島 ガッチリ堅首 加藤3戦連発で3連勝呼び込む「同じ雰囲気で勝てるように」
「明治安田J1、磐田1-2広島」(6日、ヤマハスタジアム)
広島は磐田を2-1で振り切り、3連勝で首位を守った。
後半33分、広島のFW加藤陸次樹は頭で勝ち越し点を決めると、ほえながらピッチ脇の仲間へと駆け寄って喜んだ。3戦連続ゴールで3連勝を引き寄せ「1人だけじゃなく全員が前に前に、という雰囲気でできているのが広島の強さ」と誇った。
香港でのACL2から中2日で、広島には戻らず空港から静岡入り。ピッチの芝の状態が異なることもあり「体が重かった」というが、同点とされた後も攻めの姿勢を貫く仲間の姿が刺激になった。引き分けでは終わらず「流れに乗れた。走れて良かった」と笑った。
広島ユース育ちで、C大阪などでもプレーした27歳。磐田に続き次節で当たるのもJ1残留争いを続ける湘南で、相手のモチベーションは高い。緊張感が高まる今後へ「毎試合落とせないのはわかっている。同じ雰囲気で勝てるように頑張る」と意気込んだ。