日本が過去3戦全敗だったアウェー・サウジ戦に完勝 森保監督は能登豪雨の被災者へ「選手の頑張りが励ましのエールとなって届けば」
「W杯アジア最終予選、日本代表2-0サウジアラビア代表」(10日、ジッダ)
日本が“鬼門”のアウェー・サウジアラビア戦で力強さを見せての完勝。試合後、森保一監督(56)は、元日に大きな地震が発生し、9月には豪雨に見舞われた能登地方へ向けて力強いエールを送った。
試合は前半14分に右からMF守田が頭で折り返したボールをMF鎌田が左足で押し込んで先制。その後のサウジアラビアの攻撃を固い守備でしのぐと、後半36分はMF伊東の右CKをFW小川が頭で合わせて追加点。勝利をたぐり寄せた。
過去アウェーでのサウジアラビア戦は3戦全敗で、1得点も奪うことができなかった。森保監督も「日本代表は日々成長していると思う」と自信を示した。
その上で、今年元日の地震による被災に加え、9月には豪雨被害に見舞われて苦しむ被災地の人々へ「日本では能登半島のみなさんは豪雨災害で、また厳しい生活を強いられていると思う。選手の頑張りが励ましのエールとなって届くと、うれしいと思う」と被災者へのメッセージを送っていた。