サッカー日本代表は１２日、北中米Ｗ杯最終予選のオーストラリア戦（１５日、埼玉スタジアム２００２）に向けて、千葉市内で練習を公開。ＤＦ望月ヘンリー海輝（２２）が、所属する町田のチームメートでオーストラリア代表のミッチェル・デュークから衝撃的な言葉を告げられたことを明かした。

　今季、Ｊ１初参戦ながらここまで３位と快進撃を続けている町田でチームメートの２人。ともに自国の代表活動に呼ばれチームを離れることになった。代表合宿直前、望月は敵同士となったデュークから「『おまえとは次、ここ（町田）で会うまで友達じゃない』と言われた」と、まさかの“絶交宣言”を受けていたと明かし、「デュークも国を懸けて戦っていると思うので、自分も負けずにやりたいと思っている」とライバルとして闘志を燃やした。

　１９２センチの長身を生かした空中戦での競り合いが大きな武器の望月。１８６センチの大型ＦＷデュークを止める自信について聞かれると「ゼルビア（町田）で一緒に練習していて止めているシーンもあるので、そこは負けるつもりはないです」とキッパリ。９月の最終予選で初招集以降、３試合連続でベンチ外だが、出場となれば２人のマッチアップに注目が高まる。