日本代表・久保建英「僕たちは気負う必要ない。焦る相手がいるとしたら向こう」難敵の豪戦へ平常心強調
サッカー日本代表は13日、W杯アジア最終予選のオーストラリア戦(15日、埼玉スタジアム)に向けて、試合会場で全体練習を行った。MF久保建英(23、レアルソシエダード)は、アジアの難敵相手にも平常心で戦うことを強調した。
06年のドイツW杯や11年のアジア杯決勝など、オーストラリアとは長年アジアでしのぎを削ってきた。相手は長身の選手が多く、個々の能力も高いため難しい試合になることが予想されるが、久保は冷静に状況を分析した。
「僕たちは気負う必要ないんで。勝ち点5がひらいていますし。サウジアラビア戦の前も言いましたけど、焦る相手がいるとしたら向こうなので、僕らは変に焦る必要ないかなと思います」
チームは前戦でこれまで勝利がなく鬼門だったアウェーでのサウジアラビア相手に勝利。3戦14得点無失点の3連勝で勢いに乗っている。ただ、久保個人としては2試合連続ベンチスタートが続く。「全然試合には出たいですけど、決めるのは僕じゃないんで、そこは何ともって感じですね」と出番に向けて、静かに闘志を燃やした。