日本代表・三笘「しっかり準備を」2年前のオーストラリア戦で2得点大活躍も難敵撃破へ油断なし

 オーストラリア戦に向け、調整する三笘(右から2人目)ら
 練習で笑顔を見せる(左から)三笘薫、久保建英、前田大然
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 サッカー日本代表は13日、さいたま市内で2026年北中米W杯アジア最終予選のオーストラリア戦(15日、埼玉スタジアム)へ向けて、冒頭25分間を除く非公開で調整した。練習には全27人が参加した。2年前の同予選オーストラリア戦で、7大会連続のW杯出場に導く2得点の活躍を見せたMF三笘薫(27)は、相性の良さについて「そこまでは持っていない」と話し、アジアでしのぎを削ってきた難敵との戦いへ気を引き締めた。

 2年前は後半39分から途中出場し、A代表初ゴールを含む2得点でヒーローとなった三笘。当時は代表デビューから間もなかったこともあり、「本当によく分からない感じでアピールするだけだった」と振り返る。

 ただ、今予選では主軸として最終予選3試合連続先発出場と立場が大きく変わった。左ウイングバックで3戦14得点の攻撃を引っ張るするだけでなく、守備でも献身的に動きチームを支えている。「守備からしっかりと入れば、チャンスが増える共通認識は全員が持ってる」と勝利への自信を口にした。

 オーストラリアは長身の選手が多く、個々の能力も高い。前線にはJ1町田でプレーするFWデュークがいる。三笘は「日本のサッカーを知っていると思う。しっかりと準備をしないと難しいゲームになる」と4連勝へ力を込めた。

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