「Ｗ杯アジア最終予選、日本代表１－１オーストラリア代表」（１５日、埼玉スタジアム）

　米国とカナダ、メキシコで共催される２０２６年Ｗ杯北中米３カ国大会のＣ組第４戦が行われた。８大会連続の出場を狙う日本は、オーストラリアと対戦し、ともにオウンゴールによる得点で１－１で引き分けた。日本は開幕４連勝はならなかったが、無敗をキープし、勝ち点１０で首位をキープした。１１月シリーズはインドネシア（１５日）、中国（１９日）との敵地２連戦となる。

　不運な形での最終予選初失点となった。同１３分に悪夢が待っていた。オーストラリアが挙げたクロスに対し、クリアに出たＤＦ谷口が右足でまさかのオウンゴール。会場は騒然となり、谷口はその場で頭を抱えて倒れ込んだ。

　谷口は試合後、「決して集中していなかったと思わないし、どうこじ開けていこうかという中で、自身のオウンゴールで試合を厳しくしてしまった」とし、続けて「みんなが大丈夫、大丈夫と声をかけてくれた。感謝している」と語った。