代表初ベンチ入りのDF望月ヘンリー海輝、SNS騒がせたFW登録に「らしいですね」と苦笑 試合後は豪代表のデュークと“復縁”
J1町田のDF望月ヘンリー海輝(23)が16日、日本代表の活動から所属クラブに合流し、全体練習の全メニューをこなした。前日のW杯アジア最終予選オーストラリア戦では、代表で初のベンチ入り。出場機会は巡ってこなかったが「やってやろうという気持ちで臨みました」と振り返った。
代表に招集されてから4試合目で初のベンチ入りを果たした望月。当初、アジアサッカー連盟を含む公式発表では本職のDFではなくFWとして登録されており、SNSをざわつかせた。その後、日本サッカー協会がDFへのポジション訂正を発表。同件について、望月は試合後に聞いたといい「らしいですね」と苦笑。試合中は“騒動”を知らなかったそうだ。
初のベンチ入りに、もちろん緊張はしたという望月。ただ「自分が出るとしたら…っていうことは伝えられていたので、やるべきことをやろうと考えていました」と冷静な一面もあった様子。日本は後半にオウンゴールで先制を許し、追いかける展開となり「自分は攻撃的な選手じゃないので、(出番は)あまり考えていなかった」と、ピッチの外からチームの勝利を願った。
試合後は、町田のチームメートであるオーストラリア代表のFWデュークとハイタッチする一幕があった。望月は代表合宿に合流する前にデュークから「おまえとは次、ここ(町田)で会うまでは友達じゃない」と一時的な“絶交宣言”を受けていたが、笑顔でハイタッチした際に「また明日ねって言われました」と予定よりも早く“復縁”していたことを明かした。