J1川崎・鬼木監督が今季限りで退任 2年ぶりの無冠決定に「責任を取れるのは自分しかいない」後任については未定
J1川崎は16日、鬼木達監督(50)が今季限りで退任すると発表した。就任1年目の2017年にクラブ初のリーグ優勝を達成するなど、2度の連覇を含む4度のJ1優勝をはじめ、ルヴァン杯を1度、天皇杯を2度制覇して黄金期を築いた。
今季は現時点でリーグ10位(11勝10分け11敗)と低迷。2年ぶりの無冠も決定していた。鬼木監督は9日のルヴァン杯準決勝の新潟戦前にフロントと話し合いを行ったと明かし「責任を取れるのは自分しかいない。クラブからも次の形にという話もあった」とした。
竹内強化本部長は「彼の功績は本当に大きい」と感謝の思いを表し、後任監督については「今は全くの白紙。クラブのフィロソフィー(哲学)やアカデミーの大切さなどを分かってくれる監督を招聘(しょうへい)しないといけない」と説明した。