意地のドローに町田・黒田監督「まだまだ手の届くところに首位がある」 首位・広島が敗れ逆転Vに望みつなぐ
「明治安田J1、柏1-1町田」(19日、三協フロンテア柏スタジアム)
町田が試合終盤にPKで追いつき、勝ち点1をもぎ取った。首位の広島が湘南に敗れたため、勝ち点差が5に縮まり逆転優勝に望みがつながった。
試合後、黒田剛監督(54)は「まだまだ手の届くところに首位があると思う。全然下を向くような順位ではない。自分たちをもう一回見つめ直して残り4試合を戦ってきたい」と力強く語った。
ミックスゾーンで広島がリードを許していることを告げられたDF昌子は「このままで行けばですけど。得失点差が結構開いていたので。それを4試合中3試合差だったのが、2試合になる。僕らにとってはかなりポジティブなこと。得失点差を考えた時に6と5は全然違う」と前を向いた。
試合は0-0の後半18分、右CKのクロスをGK谷がつかみきれずボールが後ろにこぼれると、これを柏のFW細谷に頭で合わせられ先制を許した。しかし後半44分、FW藤本が倒されPKを獲得。これをMF下田が落ち着いて決めて同点に追いついた。