広島・スキッベ監督&中野がACL2・シドニー戦前日会見に登場 相手は元ブラジル代表のD・コスタ在籍 中野「どのくらい通用するのか楽しみ」
J1・広島のスキッベ監督とDF中野就斗が22日、AFCチャンピオンズリーグ2(ACL2)グループリーグ3戦目のシドニーFC戦(Eピース)に向けての前日会見に登壇した。
ここまで2戦2勝の両チーム。23日に行われる一戦に勝利するとノックアウトステージ進出に大きく前進する中、スキッベ監督は「明日の戦いはすごく楽しみ。相手はオーストラリアリーグで素晴らしい成績を残しているし、彼らは優勝候補の一つ。われわれもインターナショナルなレベルでもというのを見せていきたいし、強敵相手にも通用することを見せていきたい」と意気込んだ。
相手のシドニーFCはオーストラリアリーグ屈指の強豪。前線にはバイエルン・ミュンヘンやユヴェントスで活躍し、ブラジル代表としてもW杯に出場したドウグラス・コスタが君臨する。同監督は「オフェンスのドウグラス・コスタは言うまでも無くブンデス(リーガ)、欧州で大活躍した選手」とリスペクト。その上で「相手を抑えるというよりも自分たちらしさを見せていきたい」と話した。
世界的ビッグネームとマッチアップする可能性のある中野は「世界で活躍した選手が多くいるが、そこで自分がどのくらい通用するのかとても楽しみ。攻守においていつも以上にハードワークしてできればいいかなと思う」と力を込めた。
広島は今年から新設されたACL2で現在2戦2勝でグループEの2位に位置づけている。上位2チームがノックアウトステージに進出し、優勝すれば賞金として約3億8000万円を獲得できる。