広島がグループ首位浮上!元ブラジル代表D・コスタ擁するシドニーFC撃破 東がスーパーゴール「良いゴールだった」佐々木主将「戦えていた」

 鮮やかな先制点を決めてサポーターの歓声に応える東(撮影・畠山賢大)
 D・コスタ(右)と言い合う佐々木
 2点目を決めてゴールパフォーマンスを披露するソティリウ(撮影・畠山賢大)
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 「ACL2、広島2-1シドニーFC」(23日、エディオンピースウイング広島)

 広島がオーストラリアリーグの強豪・シドニーFC相手に逃げ切り、グループリーグ3戦3勝とし、ノックアウトステージ進出に大きく前進した。

 序盤はフィジカルの強い相手に押し込まれる展開。それでも前半20分に右サイドからのクロスに東俊希がダイレクトで左足を振り抜き、美しい先制弾でネットを揺らした。価値あるゴールをマークした東は「試合前から相手の逆サイドは空いてくるというのはチームで共有していた。良いゴールだったなと思います」と自画自賛した。

 後半は10分にソティリウがペナルティーエリア中央でボールを受けると、落ち着いたターンを見せて右足で追加点をゲット。終盤に1点を返されるも、逃げ切りに成功し、グループEの首位に浮上した。

 相手にはバイエルン・ミュンヘンやユヴェントスで活躍した元ブラジル代表のドウグラス・コスタもいたが、チーム全員で守り切った。激しくマッチアップしたDFの佐々木は「個として上手な選手はいましたけど、その個の部分でやられたかと言われると全然そうではないと思うし、戦えていた。ピンチの時も全員で守れましたし、勝ち点3という大きな結果を得られたので非常に良かったと思っています」と手応えをにじませた。

 ACL2は今年から新設された大会で、グループリーグの上位2チームがノックアウトステージに進出し、優勝すれば賞金として約3億8000万円を獲得できる。

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