追加の追加招集のMF塩越柚歩「まさか私が」と驚きも「この運の良さを本物にしたい」と意気込み なでしこJが韓国戦へ向け合宿
サッカー女子日本代表「なでしこジャパン」は24日、「MIZUHO BLUE DREAM MATCH 2024」として行われる国際親善試合・韓国戦(26日、国立競技場)へ向け、千葉市内で合宿4日目の練習を行った。
追加招集で代表復帰となったMF塩越柚歩(26=三菱重工浦和)は「(パゴリ五輪後の)新チームのスタートで呼ばれることはすごく大事なこと。自分自身もこの数年間で成長できた部分があるので、そういう部分を出していけたら」と意気込みを示した。
当初選出されていたU-20女子W杯にも出場したFW土方麻椰(日テレ東京V)が故障で不参加となりFW上野真美(広島)が追加招集となったが、上野もコンディション不良で離脱。合宿開始後の22日に塩越が追加招集された。
「追加の追加だったので、まさか私がというビックリした気持ちが一番大きかった」というが、それでも21年の東京五輪後は国際Aマッチでの代表は遠ざかっていたため「この運の良さを自分の力で本物にしたい」と話した。
なでしこの中盤にはMF長谷川、長野、谷川などタレントがそろい競争は激しいが「絶対にアピールの時間はあると思うので悔いなくやりたい。チャンスメークだったり独特のリズムのドリブルだったり、攻撃の部分でアイデアを出せたら」と自らの特長を生かして、今後のなでしこ定着を狙っていく。