日本代表の川崎DF高井が全体練習合流 今季限りで退任の恩師に「最後に成長した姿を見せられれば」
故障で離脱していたJ1川崎のDF高井幸大(20)が27日、川崎市内で行われたチームの全体練習に合流した。
高井は5日のアウェー町田戦の前半途中に患部の異変を訴えて負傷交代。その後、右内転筋肉離れと診断された。直前に迫っていたW杯アジア最終予選のサウジアラビア戦、オーストラリア戦のメンバーにも選出されていたが辞退となり「悔しかった」と振り返った。
11月1日・鹿島戦の出場へ向けても準備を進め「もう残りも少ないので、試合に出て活躍できるように頑張りたい」と意気込みを示し、11月にアウェーで2試合を戦う日本代表入りへは「もちろんやりたいが、ちゃんとチームで結果を残して頑張りたい」とまずはクラブでのプレーに集中していく構えだ。
故障離脱中に鬼木監督の今季限りでの退任も決定。「すごくお世話になった方。最後に成長した姿を見せられれば良いかなと思う」と自らの成長を促してきた恩師へ、残り試合で躍動する姿を見せることを誓っていた。