サッカー女子日本代表「なでしこジャパン」は２９日、千葉県内で韓国代表と非公開で練習試合を行った。関係者によると若手主体のメンバーで３０分×２本形式で戦い、２－０で勝利。４－０で勝利した同代表（２６日・国立競技場）との国際親善試合を含む、監督代行として９日間の活動を終えた佐々木則夫女子委員長（６６）は「非常に有意義な期間だった」と総括した。

　選定が難航している次期監督については、候補を１１月中にまとめ年内に交渉を終える見通しだという。現時点では精査に時間を要する外国人指導者のみと接触している段階で、日本人候補については「内密には調べています。コンタクトはこれから」と説明。大枠からは絞られてきているものの、「失敗はしたくない」と引き続き慎重な姿勢を示した。