J1神戸が5月以来の暫定首位浮上 宮代が公式戦3戦連発 磐田に快勝

 後半、先制ゴールを決め喜ぶ神戸・宮代(右手前)ら
 後半、先制ゴールを決め喜ぶ神戸・宮代
 後半、先制ゴールを決める神戸・宮代
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 「明治安田J1、神戸2-0磐田」(1日、ノエビアスタジアム神戸)

 暫定ながら5月以来の首位だ。神戸の新星、FW宮代がまたも強烈な一撃を見舞った。0-0の後半2分、FW大迫からのパスを受けて右足でゴール。10月23日のアジア・チャンピオンズリーグ・エリート(ACLE)蔚山戦、同27日の天皇杯準決勝・京都戦に続く公式戦3戦連発で、プロ初の2桁得点に乗せた。

 今季川崎から加入。昨年シュート数はチーム最多の40本と成長途上の24歳は、大迫や武藤らを擁する最強FW陣の一角に加わると、めきめきと頭角を現した。J1、天皇杯の2冠を目指すチームに欠かせないピースとなっている。

 同8分にはDF山川がCKのボールをヘディングで押し込み、追加点を奪った。勝てば暫定首位がかかる一戦で序盤からボールを支配し、攻め続けた。しかし降格争い渦中の磐田の守りも堅く、前半は得点が生まれず0-0で折り返し。同38分に相手のファウルを受けてFW広瀬が脇腹付近を痛めて交代するなど、ヒヤリとする場面もあったが、しのぎきった。

 前節FC東京戦は9試合ぶりに完封で敗れたが、ACLEと天皇杯を挟んで調子を取り戻した。リーグ戦残り3試合。負けられない状況は続くが、大きな1勝となった。

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