川崎・鬼木監督 ACLEで元横浜Mマスカット監督と再戦「アグレッシブなサッカーという印象」と攻撃力を警戒
J1川崎の鬼木達監督(50)とFW山田新(24)が4日、アジア・チャンピオンズリーグ・エリート(ACLE)の中国・上海海港戦(5日、等々力陸上競技場)へ向けた公式会見に臨んだ。
アウェーでの初戦に勝利した川崎だが、その後連敗を喫し、ここまで1勝2敗でグループリーグ12チーム中10位。鬼木監督は「自分たちが置かれている立場からすると勝ち点3が必要になる。とにかく何が何でも予選を突破するために必要な勝ち点3を選手とサポーターとともに必ず勝ち取りたい」と意気込みを語った。
前節のリーグ戦では鹿島に1-3で敗れるなど、ここ数試合で失点が続いている。山田は「鹿島戦で自分たちの守備の緩みから失点してしまったので、自分たちがまず良い守備から得点できれば」と意欲。攻撃面については「クロスだったり背後の所で隙があると思う。しっかりチャンスを決め切れられれば」とゴールを誓った。
上海海港を率いるのは、21年から23年まで横浜Mで指揮を執ったケヴィン・マスカット監督だ。Jリーグの優勝争いでもしのぎを削ってきた“ライバル”とACLEの舞台で再戦に、鬼木監督は「特に外国籍選手の個の力を非常に生かされてやっている印象があるので、それが得点力にもつながってると思います。やっぱりアグレッシブなサッカーという印象です」と、アタッキングフットボールを掲げていた横浜Mをほうふつとさせる攻撃力を警戒した。