ソシエダ・久保建英 今季3ゴール目 3戦ぶり先発で勝利に貢献「イメージ通り」
「スペイン1部リーグ、セビリア0-2レアル・ソシエダード」(3日、セビリア)
レアル・ソシエダードのMF久保建英(23)が、アウェーのセビリア戦で前半34分に今季3ゴール目となる先制点を決めた。国内リーグ戦は3試合ぶりの先発で後半35分までプレー。2-0での勝利に貢献した。
国内リーグ戦で3試合ぶりに先発した久保が、圧巻のゴールを決めて勝利を呼び込んだ。前半34分、右サイドからドリブルで中に切れ込み、寄せてきたDFをキックフェイントで置き去りにすると、左足で鋭いシュートをゴール左に突き刺した。一連の流れが「イメージ通り」だったという。
前半早々に同じような好機でブロックに遭い「開始直後には惜しいシーンで足を出されたので、あれで学びを得た」と爪を研いでいた。ひと工夫を加え、失敗のまま終わらせなかった。
9月28日のバレンシア戦以来の今季3点目。日程が過密なため、先発を外れる試合もあるが「こうやって毎試合結果を出さないといけないって自分を追い込む環境はいいと思う。慢心せず次も頑張りたい」と、冷静に現状を見つめている。
次は7日の欧州リーグを挟み、首位バルセロナをホームに迎える。かつて下部組織でプレーした強豪との対戦に「昔からの思い入れもあるし、(今まで自分が)ゴールを決められていないビッグクラブなので、点が取れたらいい」と意欲をかき立てた。