神戸 ACLEリーグ暫定首位 宮代公式戦4戦連発、光州監督お手上げ「神戸と10回対戦しても負ける気がする」

 前半、PKを決め、神戸のジェアンパトリッキや佐々木から祝福される宮代(中央)
 後半、追加点を決め、神戸のジェアンパトリッキらと笑顔を見せる佐々木(右)
 後半、こぼれ球をヘディングで押し込んでゴールを決める神戸の佐々木
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 「ACLE・1次リーグ、神戸2-0光州」(5日、ノエビアスタジアム神戸)

 神戸はFW宮代がJリーグ、天皇杯を含む公式戦4試合連続得点となる先制PKを決め、東地区1次リーグで暫定首位に立った。

 前半追加タイム、ペナルティーエリア内で相手のハンドを誘いPKを獲得。ゴール左に蹴り込んだ。ACLEでは山東戦の1得点、蔚山戦の2得点に続く3試合連続4点目。「自分たちの良さである守備から攻撃で、続けた結果PKを取れたので、がむしゃらさが出た」と手応えを口にした。後半9分にゴール前でGKのクリアしたボールをヘディングで押し込み追加点を挙げたMF佐々木は「自分たちのサッカーを前半最初からやれば勝てるというのは自身を持ってやっていたし、それを90分やり通すだけだった」と自信をみなぎらせた。

 この日は左膝のケガで長期離脱中のMF山口に加えFW武藤と大迫、DF酒井もベンチ外。吉田監督は前日会見で「フレッシュなメンバーの中でも自分がベストと思う選択をしたい」と話していた通り、1日のJ1磐田戦から中3日で先発メンバー6人を入れ替えるターンオーバーを試みた。すると今季終盤の得点源となっている宮代と佐々木が確実に決めた。

 光州・李正孝監督は「神戸がリーグで首位の理由が分かった。神戸とまた10回試合をしても、全て負けてしまう気がする。それくらい強い。ただこの試合を通して得たものは多い」とお手上げだった。

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