2冠射程の神戸・吉田監督 10日・東京V戦へ「ベストの布陣で」 相手のカウンターを警戒

オンライン取材に応じる神戸・吉田監督©VISSEL KOBE
オンライン取材に応じる神戸・鍬先©VISSEL KOBE
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 J1神戸の吉田孝行監督が9日、神戸市内でトレーニング後にオンライン取材に応じ、10日の東京V戦(味の素スタジアム)に向けて「相手の特徴はカウンター。いい守備からいい攻撃へ移り、その裏にもカウンターもあるので気を付けたい」と警戒した。

 前節の1日・磐田戦での接触により脳振とうの疑いがあり、5日のアジア・チャンピオンズリーグ・エリート(ACLE)光州戦はベンチ外だったFW武藤嘉紀らの出場については明かさなかったが「現状のベストの布陣で臨みたい」とした。今季も最終盤となり、23日にG大阪との決勝を控える天皇杯との2冠へ負けられない戦いは続く。過密日程でターンオーバーをしても勝利を重ねているが「どの試合もみんなで勝ってきた。ターンオーバーして勝ってきた気持ちはない」とチーム力の底上げに手応えを感じていた。

 MF鍬先祐弥は、昨季J2長崎在籍時にも対戦経験がある東京Vについて「J2時代はテクニックのある選手が多く、パス回し、ポゼッションがうまい印象。今季は泥くささも特徴がある」と印象を語った。

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