神戸 終了間際のオウンゴールで痛恨のドロー 山川、2戦連続弾で先制も逃げ切れず…

 後半、オウンゴールでの同点に肩を落とす神戸イレブン(撮影・西岡正)
 東京Vと引き分け、肩を落とす神戸イレブン(撮影・西岡正)
 東京Vと引き分け、悔しそうに倒れ込む武藤嘉紀(手前)ら神戸イレブン(撮影・西岡正)
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 「明治安田生命J1、東京V1-1神戸」(10日、味の素スタジアム)

 連覇を狙う神戸は痛恨の引き分けに終わった。後半46分、相手のシュートをクリアしたはずがオウンゴールとなり同点を許した。勝てば2位以上が確定する試合だったが、わずかなスキを突かれた。

 先制は前半7分、CKから相手選手がクリアしたこぼれ球をDF山川が一度胸でトラップして蹴り込んだ。前節の磐田戦に続く2試合連続、今季3得点目が貴重な先制ゴールで、胸をたたいてスタジアムをあおった。

 この試合は左膝の手術で鮮烈を離れていたMF山口が8試合ぶりに後半途中から途中出場したが、FW大迫、DF酒井がベンチを外れ、主力を欠く状況は続いていた。吉田監督は前日「現状のベストの布陣で臨みたい」と話し、この日は右サイドバックにDF鍬先、前線にFW宮代、佐々木を置いて守りの堅い東京Vに挑んだ。

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