綺世不在FW争い 小川燃える「チャンス自分のものにしたい」 大橋「自分の全てぶつける」

 サッカーW杯アジア最終予選のインドネシア戦に向け、調整する小川(左)ら=ジャカルタ(共同)
 練習で笑顔を見せる大橋(共同)
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 「W杯アジア最終予選、日本代表-インドネシア代表」(15日、ジャカルタ)

 サッカー日本代表は15日、2026年W杯アジア最終予選C組第5戦でインドネシア代表と対戦する。チームは13日、開催地のジャカルタで冒頭のみを公開して調整し、MF三笘薫(ブライトン)、FW古橋亨梧(セルティック)らが球回しなどで体をほぐした。日本は3勝1分けの勝ち点10でC組1位、インドネシアは3分け1敗の同3で5位。通算成績は日本の11勝2分け6敗。

 ここまで最終予選全4試合で先発だったFW上田(フェイエノールト)がけがで選外となり、FW小川(NECナイメヘン)がアピールに燃えている。「こういうチャンスをしっかりと自分のものにしたい。この2試合でどれだけ自分が点を取れるかに懸かっている」と口にした。

 所属クラブではリーグ戦とカップ戦を通じ、直近3試合で計5得点を挙げている。W杯予選は通算4点。2次予選のミャンマー戦、最終予選のバーレーン戦とサウジアラビア戦と、いずれも敵地でゴールネットを揺らしている。今回も熱狂的な地元サポーターによる完全アウェーの雰囲気が予想されるが、重圧は無縁。「本当においしいというか、楽しみで仕方がない」と不敵に笑う。

 初選出だった10月に続いて選ばれたFW大橋(ブラックバーン)は、上田への気遣いを見せながら調整を進めている。「けがは一番つらい。誰もが代表でプレーしたいし、そういう(上田の)気持ちを持ちながら、自分の全ての力をぶつけていきたい」と初出場の時に備える。

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