森保監督「以前とは全く違う」 インドネシアに警戒心 谷口負傷で不在 板倉「みんなで声かけてやっていきたい」
「W杯アジア最終予選、日本代表-インドネシア代表」(15日、ジャカルタ)
サッカーの2026年W杯北中米3カ国大会アジア最終予選は15日にジャカルタでC組第5戦が行われ、世界ランキング15位の日本代表は同130位のインドネシア代表と対戦する。チームは14日に試合会場で最終調整した。記者会見した森保一監督は「以前とは全く違うチーム構成になっている」と、国籍変更選手の多いインドネシアを警戒した。8大会連続の本大会出場を狙うC組首位の日本は勝ち点10で、インドネシアは同3。対戦成績は日本の11勝2分け6敗。
3バックの中央で最終予選全試合フル出場だったDF谷口(シントトロイデン)が直前に負傷した。守備ラインをまとめるのはDF板倉(ボルシアMG)の役目となり「みんなで声をかけながらやりたい」と意思統一を図っていく。
これまで3バックは右から板倉、谷口、町田(サンジロワーズ)の顔触れで戦ってきた。今回は中央に入る可能性がある板倉は「(所属)チームで3バックをやるとしても真ん中をやるし、スムーズにできると思う」と不安は感じさせない。1月にアジア杯で対戦した際に、失点につながったロングスローへの対応にも取り組んできた。
長期離脱が見込まれる谷口はJ1川崎時代にともに戦った間柄でもある。「(けがは)自分もショックだった。ただ、ちゃんと治して帰ってきてくれると思うし、それをみんなで待ちたい」。無念の不参加となった仲間に勝利を届ける。