森保監督がスーパーセーブのGK鈴木彩艶を称賛「耐えたことが勝因につながった」大アウェーの敵地で快勝
「W杯アジア最終予選、インドネシア代表0-4日本代表」(15日、ジャカルタ)
世界ランキング15位の日本が大アウェーの中、同130位のインドネシアに盤石の勝利をあげた。
森保監督は「最初、相手にビッグチャンスが1、2つあったが、チーム全体でカバーする。最後、ザイオンが止めてくれるところ。難しい耐えなければいけないところを耐えたことが勝因につながったと思います」と、スーパーセーブでチームを救ったGKの鈴木彩艶(パルマ)を称賛した。
日本はここまで同予選全試合フル出場だったけがのDF谷口を欠き、右からDF橋岡、DF板倉、DF町田の新3バック布陣で臨んだが、両サイドの突破を許すなどピンチの場面も少なくなかった。
0-0の前半9分には相手のカウンターから、DF板倉がロングボールの処理を誤りキーパーと1対1の決定機を作られる。だが、GK鈴木が冷静に相手FWとの距離を詰め、最後は右足で防ぎ流れを食い止めた。
「最初にザイオンが止めてくれたのは大きかった」と小川。完全アウェーの状況で序盤のピンチを乗り越えると、徐々にリズムをつかみ、終わって見れば4-0の完勝だった。
森保監督は「相手もホームのサポーターの力を借りて勢いよくサイドをついてきた。そこは耐えながら自分たちの流れに持っていこうと。攻撃的な三笘、堂安が守備の方でも貢献してくれたことが我々のペースに持って来られた」と、振り返った。
これで最終予選5試合を終えて4勝1分。C組首位で勝ち点を13に伸ばし、2位オーストラリアとの差を7に広げ独走態勢に入った。