サッカー日本代表 サポーターがピッチ乱入のハプニング 芝生を駆け回るも警備員に取り押さえられ連行 選手も驚きの表情

 「W杯アジア最終予選、中国代表1-3日本代表」(19日、アモイ)

 前半33分にスタンドからサポーターが乱入するハプニングがあった。

 一進一退の攻防が続き、膠着(こうちゃく)状態となっていた中、赤いユニホームを身にまとったファンがピッチに乱入。駆け回っていたが、すぐさま警備員が追いかけて取り押さえられた。その後、5人以上のスタッフによってピッチの外へ連行された。

 試合は一時中断。日本代表の選手たちも驚きの表情を浮かべるなど、完全アウェーの敵地で思わぬハプニングだった。試合開始からものものしい雰囲気が漂ったが、日本は前半39分にコーナーキックから小川がヘディングを決めて先制点を奪った。前半ATには板倉がゴール前のこぼれ球に対して頭で合わせ、貴重な追加点を奪った。

 後半開始直後に1点を返され、嫌なムードが漂った中、再び小川が決めて2点リードに。敵地が完全アウェーの中、きっちりと勝ちきって勝ち点を伸ばした。

 グループCでは引き続き独走状態となり、W杯出場へ大前進。森保監督は「全員のエネルギーで勝てた」とチームをたたえていた。

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