伊東純也の訴訟に女性側が反論 東京地裁での初弁論後女性2人が記者会見で証言「性被害は真実」
サッカー日本代表の伊東純也(31)が、同意なく性行為をされたとする女性2人の刑事告訴は虚偽だとして、女性側に計約2億円の損害賠償を求めた訴訟の第1回口頭弁論が26日、東京地裁であった。女性側は示談に応じなかったことへの報復的な訴訟だとして、請求棄却を求めた。
伊東側の代理人弁護士は意見陳述で「女性らは示談金の要求などを目的に虚偽の内容を週刊誌に報道させ、伊東選手らに多大な損害を与えた」と主張。一方、女性側の代理人弁護士は「真摯(しんし)な謝罪が得られなかったのでやむなく告訴した女性らに対する嫌がらせ目的の訴訟だ。被害申告の内容に虚偽はない」と反論した。
女性2人は弁論後に都内で記者会見し「性被害は真実。本来訴えるべきは被害を受けた私たちだと思う」と語った。