神戸 優勝かかる柏戦へ積極策で必勝 吉田監督「自分たちから仕掛けていく」天皇杯に続き2冠目前

 オンライン取材に応じる神戸・吉田監督©VISSEL KOBE
 オンライン取材に応じる神戸・前川©VISSEL KOBE
 オンライン取材に応じる神戸・井出©VISSEL KOBE
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 J1神戸の吉田孝行監督が29日、リーグ第37節の柏戦(30日・三協F柏)に向けたオンライン取材に応じた。勝てば、12月1日の広島-札幌の結果次第で優勝、引き分けでも広島と町田の結果次第で優勝が決まる。「相手も残留争いがあり、強い気持ちでくると思うが、気持ちの面で受けに回らない。自分たちから仕掛けていく」と語った。

 23日に天皇杯を制し今季一つ目のタイトルを手にした。「タイトルを取れたのはうれしいが、引き締めないと。今年はACLEも含めて残り3試合。目の前の試合に集中したい」と力を込めた。

 引き分けでも優勝に前進するが「引き分けというより、勝つためにやっているので勝ち点3を取るだけ。その後は韓国(のアジア・チャンピオンズリーグ・エリート)に遠征するため(広島の結果が分かる)中継はおそらく見られない」とあくまで勝利にこだわる。

 DF山川哲史は「連戦もあったが、みんな試合に出るチャンスがあるので気持ちも上がり、コンディションもいい。天皇杯もそうだが、リーグも二つ取れるのはクラブにとって偉業だと思うので目指して戦いたい」と2冠へこだわりを示した。MF井出遥也は「天皇杯は全員がつないだ優勝。リーグ戦もチーム全員で勝ち取るシーズンにしたい」と総力戦で立ち向かう姿勢をみせた。

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